シャンバラ

シャンバラ(Shamballa)とは、地球の霊的統治の中心であり、サナット・クマラを筆頭とする高度な霊的存在たちが統括する領域である。物質界におけるゴビ砂漠のエーテル的領域に存在し、神の王国とも称される。ここは惑星ロゴスの意志が集中する場であり、霊的ヒエラルキーや人類を通じて神の大計画が展開される。

シャンバラは宇宙からの霊的エネルギーの受信点であり、特に「意志(Will)」つまり第一様相のエネルギーを地球へと放射する。このエネルギーは霊的ヒエラルキーを介して調整され、適切な形で人類に伝達される。シャンバラの影響を直接受けることができるのは、第三イニシエーションを通過した者のみであり、それ以前の人類は主にヒエラルキーを介してその影響を受ける。

シャンバラのエネルギーは、特にウエサク祭のような霊的な機会に強く放射され、イニシエートや弟子たちに影響を与える。第四イニシエーションを経た者は、より直接的にシャンバラのエネルギーと同調し、宇宙的意志の体現者として働くようになる。シャンバラは、地球の霊的進化の方向性を定める根源であり、すべての霊的な道が最終的に到達する目的地とも言える。

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