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瞑想の危険について
二人の金持ち 大金持ちになった者が二人いる。 一人は、そのお金をすべて自分のために使った。彼は自分のところへ流れてきたお金を、自分の努力の結果であり、自分が所有すべきお金であるとみなした。そこで彼はお金を使うことで自分の望みを次から次に叶えようとした。最初は満足感が得られた。やがて小さな欲望では満たされなくなり、より大きな欲望へと駆られるようになる。しかし、満たしても満たしても、結局は満たされず、新しい別の欲望が生まれるだけだった。彼は自らの富と才覚をすべて自らの目的に費や... -
同一化からの自由
同一化の意味 例えば、「私の欲望」と人は表現する。私は悟りたいとか、私は進歩したいとか、どうしても存在する「自身の欲望」や「自身の考え」を表現する。純粋な意識が、情緒や想念といった低位性質と自身を結びつけて解釈すること、それが同一化である。この同一化を防ぐために、同一化しようとしている「私とは誰なのか」という事の本質を、一部の教師たちは考えるように勧めてきた。その結果、私とは誰なのか、それを頭で考えるという過ちを自我たちは犯してきた。 次のように考えてもらいたい。我々は、形... -
相反する対をなすもの
幸福という無知 人間が自己と非自己を識別できないとき、目標は個人的な幸福と解釈され、それが単にアストラル的なものであり、低位性質に屈しているだけだということを理解することは、普通の人には難しい。しかし、瞑想者に難しいものであってはならない。 幸福は情緒に起因するものであり、パーソナリティーの反応である。……それは何らかの低位性質を満足させる状態にパーソナリティーがあるときに起こるものである。肉体が快適であり、環境や周囲の人々に満足し、もしくはメンタル的な機会と接触が満足できる... -
愛はすべてを癒す
序文 「愛との遭遇」で昨日書いた女性に、この意識を忘れないうちにメモしてほしいとお願いしていた。ふたたび錯覚の方の現実に騙されそうになったとき、実体験したことを思い出せるように、なるだけ詳細に書いて保持していてほしかったのである。すると、書いたメモを私に送ってくれたから、彼女の許可をもらい、一部に注釈を入れ、また私の箇所を「Aさん」に変えて、あとはそのまま掲載することにする。したがって以下はタイトルも含めて彼女の文章である。 向かうところ敵なしの愛 仕事終わりの、いつもの帰り... -
愛との遭遇
悪について 惑星の目的が何であるかは私には分からない。目的の一部は光と愛をより広い宇宙に解き放ち、太陽系を宇宙の悪による攻撃から自由にすることであると言うならば、私は真理を述べているが、完全な目的に触れたことのない人々にとっては依然として無意味なままの真理である。それは神秘のままである。というのは、光の真の性質、電気の神秘、真と善と美の構成、悪の起源、ブラック・ロッジの性質と目的、神の存在計画においてブラック・ロッジが果たす役割、それらの本質的な意義をあなた方が知ることはで... -
瞑想とグル
正しい教師やグルは必要でしょうか。 はい、それは魂のことです。 いえ、真我覚醒された肉体のグルのことをお伺いしたいのです。 その質問が大切な理由を教えてもらえますか。 分からないことが多い初心者だからです。自信もありません。先日、真我実現したと主張される教師の個人セッションを受けましたが、効果があったのか分からず、騙されたのではないかという気持ちがあります。 真我実現した方にお金を払う必要があったのですか。 30分で1万5000円だったので最初は良心的だと思いましたが、今ではよく分かり...