目次
モナド・霊・生命
モナドは神の三つの様相を反映する。
- 意志と力……父
- 愛と知恵……子
- 活動知性……聖霊
人間がモナドに接触するのは、最後のいくつかのイニシエーション（第三イニシエーション以降）においてである。そのとき、アンターカラナの構築が進み、脳がアルタ・メイジャー・センターに統御されている頸動脈腺を用い、心臓とハート・センターとの関係を確立する。
モナドは次のものに反映される。
魂
魂は次に挙げるパーソナリティーの三重のメカニズムを媒介として物質界に魂の属性や様相を呼び起こすが、この三重性がのちに高位のものへと変性される。すなわち、
- 霊的意志……アートマ
- 直観……ブッディ
- 高位抽象マインド……高位マナス
魂のエネルギーは進歩した人々が今日、意識的に接触している。見習いの道において、魂のエネルギーを使用することを覚え、次に挙げる三体を統御するうえでの重要な要素となる。そして、第三イニシエーションまでにこの魂によるパーソナリティーの支配は完了し、最初に挙げたモナドのエネルギーと接触できるようになる。
魂はさらに次のものに反映される。
パーソナリティー・物質界の人間
この様相も三重である。
- メンタル体……低位マナス
- 情緒体……アストラル体
- 肉体……濃密な肉体とエーテル体
以上をふまえて、瞑想の目的は、人間が魂と接触できるようにし、魂のエネルギーを滞りなく諸体に流入させ、低位性質を魂が統御することである。このとき、人間として表現されてきた三体は静まり、パーソナリティーと魂の合一が達成される。これが人間にとっての目標であり、瞑想の最初の達成点である。その後、魂となった人間は、モナドに瞑想を開始する。
