瞑想– category –
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充電と放電
毎朝、魂とダイナミックに接触するよう努めなさい。そうすることで、そのとき接触したパワーと知恵、開かれた経路の純粋さが、接触を維持する必要性を絶えず思い出さなくても、その日の活動中、保たれるようになるだろう。これは、存在する、という新しい概念への第一歩である。非常に多くの弟子たちが、弟子でいようと努力している。ある段階において、これは正しく、適切で、極めて必要なことであるが、いずれは意識的で、ダイナミックで、リズミカルな接触を二十四時間ずっと維持するようにならなければならな... -
罪と罰
苦しみは低位我が逆らうときに訪れるものである。したがって、低位我を統御し、欲求を排除することによって、あらゆるものが喜びになるのである。 アリス・ベイリー「イニシエーション」 p.112 この引用の一般的な問題は、低位我が、その逆らっている対象を認識できないことである。転生周期のかなり後半まで、低位我は低位我しか認識できないことが問題である。そのとき人間は、何の疑いもなく、肉体を自分だと確信して生きる。何か思い浮かんでも、それを自分の想念だと思う。何か過ちであると思うことを犯して... -
諦める
進化の過程を述べるにあたり、進化方法全体が、単に物質が霊の表現体として完全に適したものになるよう物質様相を霊様相に適合させていく方法であるということを簡潔に述べる以外にするつもりはない。 アリス・ベイリー「宇宙の火 1」p.304 不幸な人生に原因はありますか。それはカルマで決まっていますか。原因があるならその原因を正して幸福や幸運な人生を引き寄せることはできますか。 幸福は不幸の原因である。なぜなら幸福とは自我のものであり、自我は幸福の中で個人に没頭し、真我を忘れるからである。... -
意識的な日常
……これはいずれの場合においても、質料によって限定され閉じ込められ支配されているある存在の意識状態である。私は「形態」と言わずに「質料」と言った。なぜなら、長い、非常に長い表現周期の間、霊を支配するのは質料だからである。支配するのは物質ではない。粗雑な物質は常に、エーテル的な性質を帯びた、つまり形態ではなく秘教的に質料と見なされるフォースによって支配されているからである。 アリス・ベイリー 自我意識が優勢なとき、人間は魂に対して陰であり、魂のエネルギーに対して客体であると感じ... -
自然瞑想
話しても無駄なことではありますが、そのときの結論といいますのが、「人間というものは、何一つ知っているのではない、ものには何一つ価値があるのではない、どういうことをやったとしても、それは無益である、無駄である、徒労である」……そのときに思わず自分の口から出た言葉は、「この世には何もないじゃないか」ということだったんです。"ない"ということが、わかったような気がしたんです。今まで、ある、あると思って、一生懸命に握りしめていたものが、一瞬の間になくなってしまって、実は何もないんだ、... -
鬱病と瞑想
低位の力と高位の力がある。平均的な人間意識は、低位の力しか知らず、何事も低位の力で行っている。それは、低位我を自分と考えているからである。低位我というものは存在せず、それは想念が想像している想念でしかない。言い換えれば、思考者は思考が考案したものである。低位我や自我は実在していない。高位我つまり真我に抵抗して、一なる生命から独立して、肉体や思考や精神や感覚知覚や名前といったものを自分であるとか自分のものであるとか考えるため、そこに不調和と摩擦が生じ、苦しみを感じるか(普通...