2024年1月– date –
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失敗した人生
悪意を持つ者が敵を陥れるために、発言の一部を切り取り、印象操作をするといった事があるが、マインドも似たような性質を持っている。人は失態を犯したり、失敗したと感じることがある。自分を責める気持ちが強く、気を病む人もいる。そして不幸になり、霊的な道に心の救いを求め、ありふれた教師から、それはあなたのカルマだと言われる。何もかも、カルマの一言で片付けられて困惑する。 カルマとは何なのか。原因と結果の法則とは何なのか。Aという原因がBという結果を招いたと言う。彼は、Aという原因もまた... -
投げ飛ばされる私
外に向かうときは自我、反対方向である内に向かうときは真我。ならば、向かうのは誰か。 「魂との接触」と自我は言う。外に向かっている意識が、反対方向である内を知覚したとき、途方もない幸福とともに内なる実体に溶け込み、私は魂と融合していると言う。その私とは誰か。 「魂の波動」と自我は言う。頭部の上半球を覆い、リズミカルに刺激を与えてくる力、波動を自我は知覚し、魂の波動が苦しいとか心地よいとか表現する。その波動を感じているのは誰なのか。 「私と魂」と人は表現する。違う。魂がマインドを... -
メンタル界での三つの質問
前回に引き続き以下のテキストの引用から。 秘教徒は次の立場をとってはならない。つまり、自分たちが行わなければならないことは、魂との接触がある程度達成された後に自動的に起こる魂による活動をただ消極的に待ち、その結果、やがてアンターカラナの構築活動は、パーソナリティーとトリアッドの両方から反応を喚起するだろうという立場である。このようなものではない。アンターカラナの構築という仕事は主として、魂に助けられたパーソナリティーの活動である。これがやがてトリアッドから反応を喚起する。こ... -
瞑想と意識
自分の本質に覚醒することは、現象的努力を必要としない。悟りは達成されることも強制されることもできない。それはそうする機会が与えられるとき、観念による障害が止まるときだけ、起こることができるだけだ。……観念化を取り除く方法として、考えることを止めようと積極的に努力をすることも無駄な練習であるし、それ以外のほかの種類の「努力」もそうである。唯一の効果的努力は真実を瞬間的に直観的に理解することである。偽物を偽物と見れば、残るものが真実である。今、実在するものが消えるとき、今、不在... -
休息のテクニック
ずっと瞑想することができないように、波動の維持が難しいのは、長時間、新たな高い波動を諸体に適用するという負荷に、最初は諸体が耐えられないためである。この場合、適切な休息や娯楽を逆に取る必要がある。 波動の下がりを最小限にし、賢明な回復時期を適宜、見極めることが求められる。例えば7ばかり波動を上げたなら、次の回復(普通は瞑想)までに、7以上波動を落とすようなことを避けねばならない。7未満の下がり方、せいぜい6下げるもので持ちこたえ、徐々に3とか1とかの下げ方でよくなるように調整し、... -
日常と波動
自我に効果的なこと 自我の自由意志で出来ること。しようと思えば出来る霊的に効果的なこと。これらは色々あるが、本当に意味が分かった上で行わなければ、長続きせず、また地味なため味気なく、ゆっくりとした成長に業を煮やし、正しい行いをやめてしまうだろう。 すべて波動の問題だとシンプルに捉えたほうがいいかもしれない。高い波動を達成し、それを維持できるか、これだけである。逆に言えば、低い波動へ引きずり下ろす事をしないことである。波動が高くなり、それを維持できるようになるなら、調和した意...